憂鬱の科学

仁義なき戦いの顚末


 往年保守本流と呼ばれた佐藤栄作の派閥の流れを汲む竹下亘派と池田隼人の派閥の流れを汲む宏池会(岸田派)との対比にて、前者の竹下亘派は茂木敏充という迫力をイマイチとする駒しかないのに対し、後者の宏池会は岸田文雄というポスト安倍の筆頭に挙げられる駒を持つから、未だ脈が有ると言えるが、鳩山一郎民主党系の流れを汲む諸派閥では岸信介の派閥の流れを汲む清和政策研究会が岸の外孫を総裁に就けていることは誰もが知るところで、松村謙三の派閥の流れを汲む麻生派は衆参合せ56名の議員を擁し、党内第二派閥に伸し上がって、岸田派と合流する大宏池会構想を唱えている。

 岸田派の衆参合せ46名の議員らが麻生派に合流すれば102名の議員を擁する党内第一派閥に伸し上がり、麻生太郎副総理の狙うところが何れに在るかを教える。

 残る志帥会は鳩山一郎民主党にて河野一郎の派閥の流れを汲み、衆参合せ47名を擁し、党内で4番手につける派閥となったが、会長の二階俊博幹事長は細野豪志を客分に迎え、静岡5区に議席を有する細野のケツ持ちを高らかに唱えている。

 静岡5区の支部長は比例東海ブロックから選出されている吉川赴衆議であり、岸田派に属する吉川衆議を二階幹事長は貶めているとして地元県連は猛烈な抗議を続けてきた。

 参院広島選挙区で岸田派の重鎮・溝手顕正参議を落選させた河井案里候補と夫へ1億5千万円もの金額を党本部が渡した点を東京地検特捜は不問に付しているが、自民党のドンを狙う麻生副総理にケンカを売る二階幹事長も今秋にも有るかと囁かれている衆院解散に臨み、愈々幹事長の更迭を見るものとの憶測が聞かれる。

 長年、小沢一郎の片腕として立ち働いた二階俊博衆議も、数の論理に執着した河野一郎と同じ轍を踏むことだろう。

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  2. 2020/07/16(木)
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