憂鬱の科学

政治は主義主張で成り立たない


 湘南の一角に在る駅頭に降り立つと土地柄繁くリベラル政治家が人権を尊ぶ崇高な理想を散々聞かされる。

 G7に加えられたわが国が世界でも優等な経済水準に在って、駅頭を過ぎ行く人々もリベラル政治家の幼稚さに心を腐らせる人は少なくないことと思う。

 当たり前のことを訴えながら、何も社会に実益をもたらさない空言許りを繰る政治家に日々奮闘する人らは呆れ顔で辟易している。

 米民主党と曽て日本に在った民主党では社会における利害関係を大きく異にした。

 日本で民主党を称えた政党は労働組合の組織票を恃む政党であって、労働組合が支援する政党はダメなのかと問われれば然りと断言せざるを得ない。

 個人的な信条や学問的理想を唱える政治家を数多擁したとて、実際社会における利害関係をクリアしていなければダメであり続ける。

 労働組合は一国で集約された金融資源=資本を纏まった容で投げられた企業・官署に就労する平労働力へ経済的保証を果たす組織で、斯かる平労働力には将来の組織における管理職候補を含むも、譬え東大を卒業して10年経たない平労働力であっても、労働組合とは所得再分配を求めた先の受け皿となる組織であるから、所得再分配を求める団体との利害関係を以て議席を確保するが如き政党に加わり活動する以上、市場経済の下で国政を領導する資格を得ないのは当然だ。

 労働組合は優秀な大学を卒業した若い労働力をも擁すればこそ、その組織の発言力は軽視し得ないと己惚れるのは愚の骨頂であり、安定した資本規模を画するに至った民間企業や官公署に就労する労働力は譬え東大卒であっても国政において重んじることはできないのであって、逆に街角で商売を営む人士が満足な学歴を持たぬとも自己の計算において経済的リスクを統御しているのであれば、一向に彼は自由経済体制下における一個の立派な政治的主体を成し、自治労や日教組に従う大学出のおちんちんの滓とは天と地との格差を示す。

 立憲民主党・国民民主党がわが国の国政を領導することがあってはならない。
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  2. 2020/08/06(木)
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