憂鬱の科学

変質した自由政党の政権下で


 曽て上大岡の駅頭でビラを配ってたオヤジの姿を見て、こんな小男が国会議員になってるなんて、その選挙区の有権者らの見識の欠如に呆れ、腐った地域だなぁと痛感させられたものだ。

 恰幅の優れた背広姿の男らに囲まれ笑顔で歩く小男の姿に「私はブレない」なる標語を交差させたポスターを上大岡界隈の街頭に認め、蔑笑を繰り返した。

 よもや総理にまでなるとは思いもよらなかった頃、湘南の一角で生家が米穀商を営む青年と会った。

 生家は近隣に所在する財閥系大手メーカーの給食部に納品を務めてきたそうで、同系財閥の都銀に持つ口座を通して生計に要する支出を為すから、現金を持たないと鼻先で自慢していたが、当人は監督当局が問題視している派遣会社を通じ建設現場に就労していると聞いた。

 自身の就労に関して監督当局に愁訴して、猶埒が明かなくば生家が名を大きくする政治家と懇意だから、その政治家を恃んで使用者に迫ると放っていたが、その名が菅義偉だった。

 斯く境涯の一小市民が放った政治家の名から、自民党の有力政治家というものは地域で多少とも金を持っている家計を何らかの手立てで"掌握"することで、実業界を裨益し、自身の力をつけているものかと思った。

 ジャパンライフのチラシに胸像を掲載された加藤勝信官房長官の義姉・加藤康子は安倍前内閣にて2015年より5年間も内閣官房参与の地位に就き、パナマ文書に名の挙がった人物だ。

 『新潮45』はそれを風評被害とする記事を放ったが、民主党政権崩壊後長きに亘った安倍長期政権と続く菅内閣は日本の深層で何かが侵食されていく怖ろしさを感じさせ、地響きの如き低く重い鳴動を聴く。
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  2. 2020/09/24(木)
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