一昨日18日より東京都での新型コロナ・ウイルスの感染者数が飛躍的に増大し、今日20日に至るまで3日続けて500人前後の驚異的な感染者数を示している。
つい先頃、与党幹事長の二階俊博衆議はGoToトラベル・キャンペーンを来年のゴールデン・ウィークまで続けるべきだとの意見を公にしていたが、事此処に至って政治家としての責任の重大性を追及したくなる発言であったことが指摘し得る。
農林水産業・飲食店・観光業の営業を幇助すべく発した政府のGoToキャンペーンが仇になったことは明らかであって、猶もキャンペーンの続行に固執する政治の無責任ぶりは厳しい非難に堪え得ない。
最早、財政規律を破ってでも大規模な特例公債の発行をも辞さずして、コロナ禍で圧迫された特定の産業分野を救済せざるを得ず、且つまた徹底した外出規制、若しくは市街地のロックダウンをも考えねばならない局面に在るものと言える。
若し、現与党幹事長と現内閣が真逆なGoToキャンペーンを続け、国民に対して徹底した外出規制を課さないならば、来年10月に迎える衆院任期満了を以て確実に来る総選挙は与党にとって大変厳しい結果をもたらすだろう。
今、当に政治の英断が求められている。
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- 2020/11/20(金)
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