憂鬱の科学

二階幹事長の発言を思う


 保守政界の最高実力者・二階俊博幹事長の発言が与党議員らや官僚らの間で波紋を拡げている。

 五輪開催まで100日を切った時間での衝撃的発言に与党議員や官僚らは動揺を隠せないと伝えるが、曽て政治改革論議で保守政界が紛糾し、小沢一郎衆議とともに自民党から出ていった二階幹事長は1990年代の政界を大きく左右した小沢衆議の片腕を任じ、自民党に復した後は小泉郵政解散の刺客作戦を企画し、政界随一の選挙参謀として多くの実績と勲功を残してきた。

 それだけに、1年延期された二度目となる東京五輪の開催に血眼となっている与党議員や官僚らが多事に盲目となっている中、今年どうしても実施されなければならぬ総選挙の成功を勘考するならば、歴戦の勇将からすると五輪中止の選択肢は掌に残す十分な価値の有ることを見失っていない。

 地球規模で拡がった未曽有の災厄がいつ収まるとも知れぬ不安を絶やさぬ中、海外からの観戦客を拒み、何んとしても開催に漕ぎつけようと図る日本の五輪関係者らの盲目ぶりが五輪後に大きな禍根を遺すであろう読みを失っていない炯眼ぶりを二階幹事長の発言に見出す。

 人類の長い歴史において今世紀に現れたリボース型ウイルスは向後の歴史を大きく変える性質のもので、このウイルスは今後も多くの人間に感染を拡げ続け、そして変異を重ね、人類にとって永遠の大敵として生き続ける憾みを覚えなければならない。
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  2. 2021/04/16(金)
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