憂鬱の科学

諸悪の根源は経産省に在り


 大体、日本のお上は今以て江戸時代の大福帳(単式簿記)で国の経理を与ってるっつうのが信じられんし、特別会計だぁ、財政投融資だぁ、二重帳簿・裏帳簿を公然と揮ってるんだから呆れるねぇ。

 今時、貸借対照表(ストック表)と損益計算書(フロー表)の導出にて有機的な系統性を保障する複式簿記に基づき経理するのを拒み続けてるっつうんだから、諸悪の根源は此処に在る訳ですわなっ。

 スターリンが巧くやったもんだから、毛沢東の先輩に該る岸信介が満州でやった実験に味を占めて、大戦後、岸の後輩らは財政投融資を梃子に地方の選挙区から立候補する保守系議員に利益誘導を計り、それらを国会で抱き上げて、これまで国をしゃぶり続けてきたんだから、中国共産党・朝鮮労働党と同じ穴の貉やね。

 計画経済を推進し世界に悪名を轟かせた通商産業省の大臣に田中角栄が就くと、日本列島改造論だぁなんて気炎を吐きよって、田中通産相の下で山下英明が事務次官に昇るや第1次オイル・ショックに見舞われ、日本の高度経済成長の終焉を見た。

 そんでも、山下は性懲りもなく三井物産に天下るとイランで石油を穿り、1979年ホメイニ師が主導したイスラム革命にぶち当たり、国はエラい出費を強いられた。

 このイスラム革命が惹き起こした第2次オイル・ショックで日本の低成長経済が定着し、その年に行われた総選挙では全国都道府県の県庁所在地となる選挙区で自民党候補は苦戦した。

 んだから、計画経済派の通産官僚らは都市部での選挙を苦手とする自民党に公明党との連立を鼓吹したが、橋本龍太郎に中央省庁再編の話を持ちかけたのは長年通産官僚らが悲願としていた大蔵省からの予算編成権奪取を遂げる為で、今世紀に入ってより経済財政諮問会議が予算編成権を掌握するようになっている。

 小泉純一郎に郵政民営化を吹き込んだのも、経産官僚らにとっちゃあ財政投融資が懐だからで、アベノミクスを安倍に吹き込んだ今井尚哉が官邸を牛耳るようになるや、林信光が財務省理財局長だった時に森友学園の話が始まり、林は財政投融資を原資とする国際協力銀行の副総裁に就いている。

 因みに、安倍の与力たる甘利明の口利き疑惑が持たれた都市再生機構も財政投融資を原資とする。

 国家戦略特区だぁ、IRだぁっつうアベノミクスのコンテンツをぶち上げた経産官僚が自民党議員を抱き上げて国をしゃぶり続け、総理・官房長官・総務相・財務相・経産相・日銀総裁・財界から2名・学者2名そして経済財政担当大臣の構成となる経済財政諮問会議で財界2名の一人は安倍の血族が在職しておった三菱商事出身の新浪剛史で、学者2名のうち片方の竹森俊平はサンケイスカラシップで留学した御用学者だし、もう片方の高橋進は竹中平蔵とともに三井物産の日本経済新聞社をスポンサーとするテレビ東京の番組でコメンテーターを務めとった日本総研の人間であって、何よりも経済財政担当大臣は通産官僚出身で清和会の西村康稔だ。

 コロナ禍で官房長官と並び最近メディアへの露出度を高めてる西村康稔がポスト安倍だ。

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  2. 2020/05/30(土)
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