朴槿恵大統領の弾劾に因って韓国史上初めて左派政治家として大統領に就いた文在寅の斡旋で、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩との会談が2018年6月に果たされたが、会談で出された声明にも拘わらず依然北朝鮮の非核化は果たされていない。
こうした国際信義に悖る国の首脳との会談を遂げた米大統領はアメリカとの軍事同盟を結ぶ日本へ一体どのような誠意を示したであろうか?
イージス・アショアの配備に頓挫した河野防衛相が配備計画先となった各自治体首長らから甚く非難されたが、斯く北朝鮮への軍事的脅威から重い負担を強いられる同盟国に何らの誠意をも示さず、国際信義に悖る国の首脳との会談を遂げながら、北朝鮮への適切な非難を果たさない大統領とは合衆国史上最低の大統領としてアメリカの国益を大きく損ねたものと非難できる。
米大統領は合衆国元首であって、大国の元首が非核化を約しながら一向に履行する態度を示さない国の首脳と会談を遂げたことは国際信義に悖る国を宥免したに等しい汚辱である。
ドナルド・トランプ大統領は次期大統領選で再選されるべきでない。
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- 2020/06/23(火)
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